あなたのシューズ選びは間違っていませんか?

あなたの<シューズ選び>は間違っていませんか?


足に一番いいのは中足部を締めるピッタリサイズを選ぶこと

膝や腰に痛みが出て「好きなテニスを中断、もしくは辞めなければならない」というケースがある。その原因は、年齢やオーバーワークなど色々あるが、シューズ選びが間違っていることも多い。ここでは、「こんなシューズ選びは危険」といった例を紹介する。

POINT1 大きめサイズが足の痛みを増幅する Foot Measure「足が痛いから」と実際のサイズ(この場合の実際のサイズとは、負荷を掛けた際のアーチが下がった状態のサイズ)以上に大きいものを選ぶ人が多いが、実際はその「大きいサイズを選ぶこと」が足に痛み発生させたり、本来の足の形状を崩しているケースが多いことが分かっている。大きいサイズを履くとどうしても足がシューズの中でズレてしまい、つま先とシューズが衝突事故を起こしてしまう。またズレないようにとシューレースを強く締めると、足のアーチが崩れてしまう。本来25cmのシューズは25cmの人にフィットするように作られているため、24cmの人が履くと屈曲ポイントなどが違うためかえって足が痛くなるのだ。

また昨今ではジュニアプレーヤーに外反母趾や偏平足が多く見られるという報告があがっている。これは「すぐに大きくなるから」と大きめサイズのシューズを選ぶケースがその要因のひとつであると考えられている。より永く、 快適にプレーするには、実 際のサイズに合っていることが大切なのだ。

POINT2 幅広は外反母趾など足の崩れの原因に 伊藤竜馬まず前提として覚えておいてほしいのが、日本人の場合、実際に測定すると「甲高・幅広」といわれる人は約3千人に1人ぐらいしかいないということ。しかし、確かに見た目は幅広の人が多いのも事実。だが、それは開帳足といって横アーチが崩れている人が多いため。そのままワイズを測ると確かに幅広のシューズを選ぶことになるのだが、それではアーチが崩れた状態でフィットするシューズを選んでしまう。そこで、中足部前方を手で握ると横アーチが立体的になることを確認してもらいたい。この状態で計測したワイズで測ると、アーチ形状を維持した状態でフィットするシューズを選ぶことが出来るのだ。

「私は甲高、幅広」と間違った思い込みで、ワイズの広いシューズを選ぶと、開帳足に対して何もサポートしないシューズとなり、外反母趾や内反小指の進行を促すことに。外反母趾などは一度なると手術をしないと治らないものなのだが、それでも中足部前方を締めるテーピングをすると進行を遅らせることができる。市販されている外反母趾用の靴下も、そうして甲の部分を締める構造になっているものが多い。それと同じで、シューズも中足部あたりからしっかり足を締めてくれるものを選ばないと、かえって足の形の崩れを招いてしまうのだ。

POINT3 ソールが柔らかく衝撃吸収が高すぎると疲れやすい 自分の力が伝わる硬さを持ったソールのシューズを選ぶべきなのだ。一般的に「足の疲れを少しでも軽減したい」という目的がある場合、ソールが柔らかく衝撃吸収の高いシューズを選んでしまうもの。しかし、実は足底を支えるソールが柔らかければ柔らかいほど疲れるというデータがある。これは砂浜を走ると疲れるのと同じで、下が柔らかいと足で蹴る力が吸収され、動くにはより大きな力が必要となり、それが疲労として蓄積するのだ。またソールが柔らかいと、足の裏の筋肉に疲労が蓄積され伸縮機能を損ない足底筋膜炎になることも。さらに踏込む量も多くなるため、それがスタートダッシユの一歩目を遅らせる原因にも。つまりテニスプレーヤーは、ある程度自分の力が伝わる硬さを持ったソールのシューズを選ぶべきなのだ。

POINT4 規制アーチブリッジはリスクが高い 足の裏には弧を描くようなアーチがあり、ジャンプして着地する時などはそのアーチが崩れることで衝撃吸収をするというのが足本来の機能だ。これに対しアーチブリッジはそのアーチが崩れないようにするサポートギア。普通に動く分にはアーチの形を維持してくれるので楽になるという点はあるが、着地時の衝撃吸収という点では、逆にアーチが崩れないため衝撃がヒザに直接響くという悪影響もある。

まして、足のアーチの形は千差万別で、同じ人でも右と左で違うのが当たり前。それに対し既成のアーチブリッジを使用すると、ケガの原因を自ら招いているようなもの。アーチブリッジがダメというわけではないが、使用するのであれば自分に合ったカスタマイズしたものを選ぶことをお薦めしたい。

このようにちょっとした知識と工夫で本来の意味の「快適なシューズ」選びをすれば、「体の痛みでテニスをリタイアする」ことを減らすことが出来る。是非 正しいシューズ選びをして永く、快適にテニスを楽しんでもらいたい。

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