BLADEシリーズ3機種&STeamシリーズ3機種の打ち比べ

BLADEシリーズ3機種&STeamシリーズ3機種の打ち比べ
BLADEシリーズ3機種&Steamシリーズ3機種の打ち比べ

BLADE 98(18×20)、BLADE 98(16×19)、BLADE 98S の比較インプレッション

本村浩二プロ本村浩二プロ本村浩二プロ
BLADE 98(16×19)は
ボールを潰してスピンをかけられる

「BLADE 98(18×20)は今僕が使っているラケットで、ホールド感が良くコントロールをつけやすいラケットだと思っています。BLADE 98(16×19)は、すごく柔らかさを感じるラケットでした。ボールがストリングにくっついている時間が長く、球持ちや引っ掛かりがいいので、すごくスピンをかけやすいラケットだと思います。同時に『ボールを潰している』という感覚も味わいやすかったです。BALDE 98Sは、打球感が良くてボールを潰しつつ弾いていく感覚があり、コントロールの良いスピンを打てるラケットだと思います」


米村知子プロ米村知子プロ米村知子プロ
BLADE 98Sは自然とスピンの
スイング軌道になりますね

「BLADE 98(18×20)とBLADE 98(16×19)では、フィーリングやスピンのかかり具合はどちらも同じで、16×19のほうが振り抜きが良くボールを楽に飛ばせるという感じでした。BALDE 98Sは他の2本に比べ軽めで(スペック上では10g
軽い)、ヘッドの振り出しが自然と下からスタートする感じのスイングになるため、フォームは変えていないのですがスピンがかけやすかったです。本当に勝手にインパクト前にラケットヘッドが落ちる感じなので、『バランス的にスピンになりやすいラケットなのかな』と思います」


チーフ高(テニクラ編集長)チーフ高(テニクラ編集長)チーフ高(テニクラ編集長)
コントロール&パワーのBLADE 98、
一気に振り抜きやすいBLADE 98S

「BLADE 98(18×20)はラケットがしなった段階でボールを捕まえるので"ドンッ"とボールにパワーを乗せやすく、また狙ったところに大きなズレなく飛んでいくコントロール&パワーのあるボールを打てるラケットだと感じました。BLADE 98(16×19)は、それとほとんど同じ感覚で、『若干スピンをかけやすいかな』という感じです。どちらを気に入るかはユーザーの感覚の差だと思います。BALDE 98Sはテイクバックからフォロースルーまで一気に振り抜ける感覚があり、スイングスピードが速くなってスピンをかけやすいと思いました。また、打球感がマイルドなのも良かったです」


BLADE ラインナップ
BLADE 98(18×20) BLADE 98(16×19) BLADE 98S
  • BLADE 98(18×20)
  • 本体価格: 32,000円
    フェイス面積: 98平方インチ
    ウエイト: 304g
    ストリングパターン: 18×20
    バランス: 32.5cm
    フレーム長: 27インチ
    フレーム厚: 21.0mm グリップサイズ: G2、G3
  • BLADE 98(16×19)
  • 本体価格: 32,000円
    フェイス面積: 98平方インチ
    ウエイト: 304g
    ストリングパターン: 16×19
    バランス: 32.5cm
    フレーム長: 27インチ
    フレーム厚: 21.0mm
    グリップサイズ: G2、G3
  • BLADE 98S
  • 本体価格: 33,000円
    フェイス面積: 98平方インチ
    ウエイト: 294g
    ストリングパターン: 18×16
    バランス: 33.0cm
    フレーム長: 27インチ
    フレーム厚: 21.0mm
    グリップサイズ: G2、G3



STeam 99LS、STeam 99S、STeam 105Sの比較インプレッション

本村浩二プロ本村浩二プロ本村浩二プロ
ヘッドが走るので
スピンがかけやすいモデルでした

「3本に共通しているのが、ヘッドが先に走りやすく、スピンがよくかかるということ。その中で99Sは、スピンがかかりつつもボールの飛びが良く、球足が短くなるということがなかったので、試合では大きな武器になると思います。パワーも乗せやすかったので攻撃的なプレーヤーにオススメです。99LSはシャフトのしなりがすごくて、最後まで一気にフォロースルーしやすいラケットでした。ボールをつぶしてひっぱたけるラケットですね。105Sは、打球感が包むような感じでマイルドで、楽にボールを飛ばすことができました。初中級者にオススメです」


米村知子プロ米村知子プロ米村知子プロ
スピン、スライス、フラットと
自分の意思を伝えやすいラケット

「3本ともに共通しているのが、インパクト時にボールとストリングがいつもより長く食いついている感じです。スピンだけでなく、スライス、フラットと自分がボールにどんな種類の回転をかけた以下の意思が伝えやすい印象でした。その中で99LSは軽くて操作性がよく、しっかり振ってボールに回転を与えたい初中級やシニアの方に向いていると思いました。99Sは3本の中ではパワーを乗せやすく、また多少振り遅れてもラケットが修正してくれるサポート感もあります。105Sはマイルドな打球感で、楽に回転をかけられるので初心者~初中級者にオススメです」


チーフ高(テニクラ編集長)チーフ高(テニクラ編集長)チーフ高(テニクラ編集長)
回転をかけやすいので
いろいろな球種を打ってみたくなるラケット

「99Sはボールをいったん"ガシッ"とつかむ感覚があり、そこで自分のスイングパワーと狙ったスピン回転量を伝えやすいので、ベースライン際に落ちる攻撃的なスピンが打ちやすいのが印象的でした。武器になるショットを生み出せるラケットですね。99LSは、軽いラケットで楽に回転をかけたいという人向きで、バウンドしてから変化しているのが分かる楽しいラケットでした。105Sは簡単に球足の長いボールが打てる、しかも楽に回転がかかってくれるという感じで、初級者でもこのラケットを使えば自然といろいろな球種のショットを打ってみたくなると思います」


STeamS ラインナップ
STEAM 99LS STEAM 99S STEAM 105S
  • STeam 99LS
  • 本体価格: 30,000円
    フェイス面積: 99平方インチ
    ウエイト: 277g
    ストリングパターン: 16×15
    バランス: 32.5cm
    フレーム長: 27インチ
    フレーム厚: 22.0-24.0-22.0mm
    グリップサイズ: G1、G2
  • STeam 99S
  • 本体価格: 32,000円
    フェイス面積: 99平方インチ
    ウエイト: 304g
    ストリングパターン: 16×15
    バランス: 32.5cm
    フレーム長: 27インチ
    フレーム厚: 22.0-24.0-22.0mm
    グリップサイズ: G1、G2、G3
  • STeam 105S
  • 本体価格: 32,000円
    フェイス面積: 105平方インチ
    ウエイト: 289g
    ストリングパターン: 16×15
    バランス: 32.5cm
    フレーム長: 27.5インチ
    フレーム厚: 24.0-26.0-24.0mm
    グリップサイズ: G1、G2、G3