男子では、フェデラーや錦織 圭、ディミトロフ、女子では、ウイリアムズ姉妹やアザレンカ、クビトワなど、テニス界をリードする選手たちが愛用するウイルソン。そのウイルソンが今年2014年、100周年を迎えた。
そもそも、ウイルソンの前身はシュバルツチャイルト&ザルツバーガー社という精肉業者。その会社が『精肉後に捨てるスジや皮の副産物をビジネスにしよう』と、アシュランド・マニファクチャリング社を設立し、テニスのラケットやストリング、野球用のシューズなどの開発&商品化に成功したのが1914年。ここからウイルソンの歴史が始まる。この時点ではまだ社名はアシュランド社だったが、1916年にニューヨーク銀行に買収されたことを機に、当時アメリカで絶大な人気を誇っていた第28代大統領ウッドロー・ウイルソンにあやかり、社名をウイルソンに変更したのだ。
それから100年。創業当時からの高い理念が継承されて、今でもトップレベルの選手だけでなく一般愛好家にも幅広く愛用されていることを記念し、『ウイルソン生誕100周年記念ギア』が発売される。
この中で特に見逃せないのが、<PRO STAFF 95ウイルソン100周年記念モデル>&<JUICE 100 Sウイルソン100周年記念モデル>の2本のラケットと、<Wilson 100th Anniversary ModelのRUSH PRO>。ラケットはそれぞれ100本限定で、100周年記念の特製ケース、特製ダンプナー(振動止め)、証明書の他に、オーバーグリップとストリングがセットになったもの。ラケットのほうは、PRO STAFF 95がウイルソンカラーのブラック×レッドをモチーフにしたもので、JUICE 100 Sが100周年記念にふさわしいブラック×ゴールド。フレームには100周年記念ロゴが入るなどプレミアム感が高く、使用するのがもったいないくらいだ。
そしてシューズのRUSH PROは、創業年と同じ1914足限定の特別カラーリング。ネイビーをベースにレッドとゴールドを用いたもので、別にレッドのシューレースとシューケースが付いてくるので、好みに合わせて雰囲気を変えることができるのも嬉しいポイント。ウイルソン契約選手が今年のUSオープンで履く予定となっている。
さらに、バッグは3種類あり、ツアー・バッグ15PKはウィンブルドンからUSオープンまでフェデラーや錦織などウイルソン契約選手が使用する予定のもの。ホワイトをベースにレッドとゴールドの文字(ロゴ)が入っていて、気品あふれるデザインが特徴だ。型崩れしにくい素材が使われているので、長く愛用できるのも嬉しいところ。そしてバックパックは、今アメリカで大人気の型崩れしにくく容量も大きい2種類。どちらもラケットが2本持ち運ぶことができ、シューズポケットもついているので使い勝手は抜群だ。
100周年記念ボールの中には、100のロゴが入っているものが一部に含まれています。運よく当たった方は大変貴重です!
記念として保管用に買うのもいいし、100周年を祝ってウイルソンのラケットで感慨に浸りながらラリーするのもいいだろう。
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