最新の両手打ちバックハンド「スプリット・ダブルハンド」をサポートするX2エルゴグリップ

最新の両手打ちバックハンド「スプリット・ダブルハンド」をサポートするX2エルゴグリップ
最新の両手打ちバックハンド「スプリット・ダブルハンド」をサポートするX2エルゴグリップ

現在、「BURN FST」に標準装備のX2エルゴグリップ。通常のストレートグリップではなく、利き手の反対側の手が握る部分のグリップをパーツの変更で幅広タイプにできるというのがこの機能なのだが、これが大きな反響を呼んでいる。

というのは、かつての両手打ちバックハンドは両手をくっつけて握り、一気にスイングに持っていく形が主流だったのだが、テニスのスピード化とパワー化が進んだ現在、若手選手を中心に、より強くボールを捕らえやすくするため両手を離し、利き手の逆側の手をよりフェイス部に近づけて握って打つ「スプリット・ダブルハンド」で打つ選手たちが急増。利き手と反対側の腕による「プッシュ」でボールをさらに強く叩くテニスが主流になりつつあるのだ。

最新の両手打ちバックハンド「スプリット・ダブルハンド」をサポートするX2エルゴグリップ

非利き手側の手が、利き手と同じぐらい強く、握力もあるという人ならいいが、通常は利き手より弱く、また器用に使えないというのが普通。非利き手でより強く、しかも正確にボールをプッシュしていくためには、グリップが合うかどうかは大問題だ。

このX2エルゴグリップは、非利き手側のグリップも、利き手と同じレベルでフィットした状態でのプレーが可能になるような機能だ。
と言って、仕組みは複雑ではない。リプレースメント・グリップを剥がしたグリップに対して、大小2種類のパーツを太くしたい部分に装着して、リプレースメント・グリップを再び巻き直すだけ。このパーツを付けることで、グリップは幅広方向に1サイズ程度太くなり、ラケットの面の向きの把握がしやすくなり、またミスヒット時も、面ブレ方向への力に対して、小さな握力でも対応しやすくなるというメリットもある。もちろん、今までと同じストレートなグリップがいいというプレーヤーなら、パーツを外せばいいだけで、大小のパーツの組み合わせ方を含めると、10通り以上のグリップ調整ができるのだ。
パーツの組み合わせ方は10通り以上。
非利き手側のパワー伝達を最適化すること。テニスの新時代に対応したカスタマイズ機能がこのX2エルゴグリップなのだ。