テニスを上達させる回転<スピン>を極めたいなら「スピン・エフェクト・テクノロジー」 非力な人にこそ利点が多い 「Sラケ」の実力

テニスでは、ネットを越えて、コートの中にボールを落とさなければいけないルールがある。ただそのルールを守るだけなら、軌道の高い、ゆったりとしたボールを打てばいい。しかし、より安全に、そして攻撃的に打つためには、「回転<スピン>」が必要なのである。例えば、順回転をかければ、まず打ち出し角度が高くなるから、ネットを超えやすい。そして回転から生じる空気抵抗により、ボールは落ちるのでコートに入りやすくなる。加えて、回転<スピン>をかけることでボールはコントロールしやすくなる。

とはいえ、単に回転をかければいい訳ではない。理想は、「回転がしっかりかかった速くて伸びるボール」。ラケットの進化により、スピードのあるボールは年々打ちやすくなっている。だからこそ、重視すべきは、ラケットの回転<スピン>性能なのだ。

ウイルソンには唯一無二のテクノロジー、「スピン・エフェクト・テクノロジー」がある。これはラケットの常識を覆した横糸の本数が縦糸の本数よりも少ないストリング・パターンのこと。回転は、ボールとストリングが接触した際の縦糸のズレと戻りによる"スナップバック現象"によって生じる。スピン・エフェクト・テクノロジーのストリング・パターンにすることで、ズレ幅が3.3倍、ストリングの復元スピードが69%アップとなるなど、最大級のスナップバック現象が起こすことが可能となる。これがSラケと呼ばれるラケットだ。

......と、ここまでで、すでに競技志向の男性の話と思う方もいるかもしれないが、Sラケ(スピン・エフェクト・テクノロジー搭載モデル)を使うことで、コートに入る確率が増えるのだから、女性やジュニア選手など、テニスプレーヤーであれば誰にでもメリットがある機能と言える。
そして、Sラケのメリットはそれだけではない。 回転と言うと、俗に言うトップスピン(Spin=順回転)を連想させるが、回転が掛かりやすいSラケは、スライスショット(Slice=逆回転)や、スライスサーブの横回転、スピンサーブの縦横回転も最大化することができる。弾道の高さが約束されたショットはネットを越えてからコート内に落ちるのだから、結果としてはミス(Safety=安心)が軽減されるのだ。さらに、Sラケ独自の粗いストリング・パターンは打球感にも恩恵がある。上にあるインパクト面のスローモーション映像のとおり、ストリング1本1本の間隔が広めに設計されている分、通常のラケットに比べてインパクト面のたわみが大きくなり、快適なフィーリング(Soft=ソフトな打球感)を味わうことができる。

順回転のスピン(Spin)、逆回転のスライス(Slice)、ミスが減るセーフティ(Safety)、打球感がソフト(Soft)。Sラケの特長である、この4つの「S」は、過酷なトレーニングとプラクティスで技術を習得したトッププレーヤーよりも、むしろ技術を磨きたいと考えている一般プレーヤー、それも女性やジュニアにといったトレーニングに不向きなプレーヤーに多大なメリットがあるのは間違いないだろう。

Sラケちなみに、ポリエスエル・ストリングの人気が高い昨今だが、スイングスピードがそこまで速くない場合は、ナイロン・ストリングを張ったほうが、回転数もアップするし、打球速度も高くなるというウイルソンの実験結果もある。こちらもぜひ試してほしい(スイングスピードが速い人は、ポリ×ポリにすることで、回転数、打球速度、打ち出し角度がアップする)。

ウイルソンには、現在8本の「スピン・エフェクト・テクノロジー」採用モデルがある。
回転だけでなく、パワー面でのアシストも欲しければ、〝ベースライナーのための史上最強の回転ラケット"BURN 100S"シリーズ(BURN 100S COUNTERVAIL、BURN 100LS、BURN 100ULS)がオススメだ。
自ら攻撃してポイントを奪うアタッカータイプの方は、こちらの4本。
Sラケ
テンポの速い攻撃が得意な人はPRO STAFF 97S、PRO STAFF 97LS、PRO STAFF 97ULSを、パワーがある人はアンドレイ・クズネツォフも使うBLADE 98S COUNTERVAILが向いているはず。

Sラケネットプレーを重視したいという方は、ULTRA 103S、ULTRA XP110Sを使ってみてほしい。


1000分の1秒に起こっているスナップバックとは!?
ハイスピードカメラで捉えた打球時の映像

> iPhoneご利用の方はこちらからムービーをご覧頂けます <



Sラケシリーズ
BURN 100S COUNTERVAIL BURN 100LS BURN 100ULS
  • BURN 100S COUNTERVAIL
    ¥34,000(税抜き)
  • フェイス面積:100sq.inch
    レングス:27.0inch
    Av.ウェイト:300g
    Av.バランス:32.0cm
    フレーム厚::23.0-25.0-23.0mm
    グリップ・サイズ:G2,G3
    ストリング・パターン:18x16
    適正テンション: 50-60p
    2017年1月発売
  • BURN 100LS
    ¥30,000(税抜き)
  • フェイス面積:100sq.inch
    レングス:27.0inch
    Av.ウェイト:280g
    Av.バランス:32.5cm
    フレーム厚::23.0-25.0-23.0mm
    グリップ・サイズ:G1,G2
    ストリング・パターン:18x16
    適正テンション: 50-60p
    2017年2月発売
  • BURN 100ULS
    ¥23,000(税抜き)
  • フェイス面積:100sq.inch
    レングス:27.0inch
    Av.ウェイト:260g
    Av.バランス:33.0cm
    フレーム厚::23.0-25.0-23.0mm
    グリップ・サイズ:G1,G2
    ストリング・パターン:18x16
    適正テンション: 50-60p
    2017年3月発売

BURN 100S COUNTERVAIL PRO STAFF 97LS PRO STAFF 97ULS
  • PRO STAFF 97S
    ¥37,000円(税抜き)
  • フェイス面積: 97sq.inch
    レングス: 27.0inch
    Av.ウェイト: 310g
    Av.バランス: 32.5cm
    フレーム厚: 19.5mm
    グリップ・サイズ: 2、3
    ストリング・パターン: 18×17
    適正テンション: 50-60p
  • PRO STAFF 97LS
    ¥34,000円(税抜き)
  • フェイス面積: 97sq.inch
    レングス: 27.0inch
    Av.ウェイト: 290g
    Av.バランス: 32.5cm
    フレーム厚: 23.0mm
    グリップ・サイズ: 1、2
    ストリング・パターン: 18×16
    適正テンション: 50-60p
  • PRO STAFF 97ULS
    ¥31,000円(税抜き)
  • フェイス面積: 97sq.inch
    レングス: 27.0inch
    Av.ウェイト: 270g
    Av.バランス: 32.5cm
    フレーム厚: 23.0mm
    グリップ・サイズ: 1、2
    ストリング・パターン: 18×16
    適正テンション: 50-60p

BLADE 98S COUNTERVAIL ULTRA 103 S ULTRA XP 110S
  • BLADE 98S COUNTERVAIL
    ¥34,000(税抜き)
  • フェイス面積: 98sq.inch
    レングス: 27.0inch
    Av.ウェイト: 294g
    Av.バランス: 33.0cm
    フレーム厚: 21.0mm
    グリップ・サイズ: 2、3
    ストリング・パターン: 18x16
    適正テンション: 50-60p
  • ULTRA 103 S
    ¥32,000(税抜き)
  • フェイス面積: 103sq.inch
    レングス: 27.25inch
    Av.ウェイト: 290g
    Av.バランス: 33.5cm
    フレーム厚: 25.0-26.5-24.5mm グリップ・サイズ: 1、2
    ストリング・パターン: 16×15
    適正テンション: 50-60p
  • ULTRA XP 110S
    ¥36,000(税抜き)
  • フェイス面積: 110sq.inch
    レングス: 27.5inch
    Av.ウェイト: 265g
    Av.バランス: 35.0cm
    フレーム厚: 27.0-30.0-27.0mm グリップ・サイズ: 1、2
    ストリング・パターン: 18×16
    適正テンション: 50-60p