会社勤めの社会人が平日にテニスをするとなると、早朝にプレーしたあとクラブハウスでシャワーを浴びて出勤、会社のあとテニスクラブに直行してプレーというパターンが多くなるが、どちらにしても会社にラケットやシューズ、ウエアを持っていかなくてはならないケースが多いもの。しかし、一般的なラケットバッグはスーツには不釣り合いだし、メーカーのロゴが大きく入ったバッグも持って行きづらい。
そんな悩みを解決してくれるのが、ウイルソンから発売されたバックパック。今、流行のアウトドア風のデザインで、ロゴは小さめ。パッと見には、ビジネスバッグに見える。ラケットはスロート部分をストッパーで止めて、カバー中央のスリットからグリップ部分を出す構造になっているのだが、うれしいのはグリップ部を覆うためのカバーがあること。テニス感が大きく出ることがなく、何が入っているのか分からないため会社にも持っていきやすいのだ。
また、中はコンパートメントで仕切られているためシューズやウエアを分けて入れることができ、クッションも入っているためパソコンなど仕事道具も安心して持ち運ぶことができる。
さらに、大きさも日本人男性の体型に合わせた設計となっている。バックパックは40~50cmの大きさだと、背負った時に丁度ボトム部分がお尻の出っ張りに当たるようになり重さが分散されるのだが、このウイルソンのバックパックは大きさが45cm。そして背中にはムレにくいよう、エアメッシュ加工が施されている。加えて、うれしい心配りが、縦部分にジッパーが付いていること。これにより、上カバーを外さなくてもモノの出し入れをすることができるのだ。
かつては、ワンショルダーのメッセンジャーバッグが流行っていたが、現在は両手がフリーになり、体のバランスにもいい両肩で背負うショルダー型のバッグが好まれるようになってきた。また、このウイルソンのバックパックは、ドリンクホルダーがあり、財布やペン、折り畳み傘などが入れられるサイドポケットがあり、ボトムはラバーになっていて汚れにくいなど実用的で、素材にエナメルを使うなどオシャレ感も高い。
このバックパックの他に、同じテイストでサイズが小さいボディバッグも発売されており、こちらは財布や携帯などちょっとしたものだけ持って出かける時に丁度いい大きさとなっている。休日街に出る時や、テニス合宿の遠征先で外出する時に使い勝手のいいものとなっている。是非、バックパックとの組み合わせて使ってほしい。