ウイルソンのラケットで、一番人気があるのはどのモデルか!?一般プレイヤー対象となると答えが出ないが、プロ選手の中ではハッキリ答えが出ている。「BLADE」こそ、ウイルソンの契約プレイヤーの中で人気No.1なのだ。男子でいえばラオニッチ、ゴフィン、チチパス、カチャノフ、デミノー、マクドナルドら、女子でいえばS・ウィリアムズ、オスタペンコなどなど、あげていったらキリがないほど。なんとヨーロッパではブレードユーザーを“BLADER”と称している。それほど、世界レベルで愛されているラケットなのだ。
さらに、勝つことにこだわるのがツアーの世界。そこでNo.1人気ということは、BLADEは勝てるラケットだということだ。PRO STAFF、BURN、ULTRAとシリーズ豊富な中、プロがBLADEを愛用する理由を探っていこう。
一言でいえば、BLADEでしか実現しえない『パワー』があるということだ。
スペック上、BLADEのフレーム厚は21mm。打ったことがない人にとって、薄ラケでパワフルというのは、信じがたいかもしれない。だが、BLADEのパワーはその“21mm”だからこそ生まれる『しなり』 の復元力が元になっているのだ。しかし、これだけではない。もう一つ重要なのが「ねじれ」の復元力である。
フレーム形状には、大別して打球感がいい四角いボックス型、パワーが出る丸いラウンド型の2種類がある。BLADEの場合、そのフレーム形状は、両者を融合したD型。『X-LOOP』テクノロジーを採用している。スロート部は、内側がラウンド形状、外側がボックス形状、フープ(フェイス)部は逆に内側がボックス形状、外側がラウンド形状と入れ替わっている形状となっている。これがインパクトの際に、内側にねじれて戻る動きを促す。つまり、「しなり」と「ねじれ」のハイブリッドによって、他のラケットには実現できないパワーを生み出している。
そこには、素材のブレイディッドグラファイト+バサルトファイバーの編み方を、あえて粗くすることで、しなり、ねじれを最大限引き出すようにしているラケット内部の工夫もある。そして、これらが生み出すのはパワーだけではない。ウイルソンNo.1と言ってもいい打球感の柔らかさも生み出しているのだ。実際に、この柔らかさが気に入っていると語るプロも多い。
ただ、一つだけ注意点がある。それは、しっかりスイングしてこそ、それらの長所は引き出される。ネット上すれすれの位置を弾丸のごとく通過し、ベースラインに向けて落下する、そんな打球を打つことができるのだ。
ラインナップで紹介したいのは4モデル。プロの使用率が多い「BLADE 98(18×20)」は、目が細かめ。BLADEの中でも、打球感は若干硬めに出るモデルとなっている。もっと柔らかめがいいという人には「BLADE 98(16×19)」という選択もある。同じ304g、バランスポイント32.5cmという作りで、ヘッドが走るバランスになっているのも特徴だ。もう少しライトなモデルがいいという方には285gの「BLADE 98L」(ストリングパターンは縦16×横19)をオススメしたい。
そして、相手コートに放たれたボールの落下角度をさらに付けたいというプレイヤーには、Sラケバージョンの「BLADE 98S CV」を勧めたい。縦糸の本数>横糸の本数という特許技術「スピン・エフェクト・テクノロジー」は、スナップバック※を発生させるウイルソンが誇る技術。打ち込むことで体感できるフレームの柔らかさとパワー、これにスピンが自動的に加われば、ベースライン際で急激に落下するボールを打つことも可能に。
冒頭で紹介したとおり、BLADEこそ、ウイルソン契約プロNo.1人気のラケットである。勢いを保ったボールがネットすれすれの位置を通過して飛んでくる。そしてバウンド後、さらに加速するような生きたボールは、相手プレイヤーにとってはイヤなものだ。勝利への近道を手にすることができる。プロが選ぶラケットは、我々一般プレイヤーにとっても同じメリットがあると言えるだろう。
※=スピン発生の原理、インパクトの際に縦糸がズレて戻ることをスナップバックといい、その瞬間にスピンがかかる。またそのズレの幅、糸が戻るスピードが速ければ、よりスピン量は増す
BLADERキャンペーン情報>>
現在、ウイルソンではBLADE愛用者向けに、Instagramでキャンペーンを実施している。
wilsontennisjpをフォローして、BLADEを持った自身の写真に#wilsonbladerを付けて投稿すると、抽選で1名にミロス・ラオニッチ選手直筆のサイン入りラケットが当たるキャンペーンとなっている。投稿をお待ちしています。
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