「はっきり言って、誰にでもお勧めできるモデルではありません」とウイルソンが語るほどの、超本格派モデルが遂にベールを脱いだ。
ツアー最強のフォアハンドを持つフアン・マルティン・デルポトロが復帰に際して使用する予定でもあるというのがこの「BURN FST」シリーズだが、高品位カーボンとして知られたBLX よりも高い変形制御力を持つハイ・パフォーマンス・カーボンをフレームに採用。
そして、断面形状が八角形の「オクタゴン・フレーム」がこれまでにない高剛性でパワフルなフレームを実現。デルポトロのような猛烈なスイングパワーにもラケットがブレることなく、まさにボールを破裂させるような勢いのインパクトを生み出す。さらにこの八角形の「オクタゴン・フレーム」は空気抵抗を軽減させる特性も併せ持ち、速いスウィングをより加速させる。実際にスウィングすると、通常のラケットよりも空気を切り裂く「ピュッ」という音が高いことに気付くだろう。
あなたにこのモデルを使いこなせるか?
ウイルソンの挑戦状とも言える最強モデルの登場だ。
両手打ちバックハンドを打つ際、従来は両手を付けてグリップを握るスタイルが普通だったが、錦織 圭を始め、現代のバックハンドを武器とする選手たちは、右手と左手の間に間隔が空く「スプリット・ダブルハンド」で打つケースが増えている。
そこで、このモデルでは左手(左利きの選手の場合は右手)が握るグリップ上部のグリップサイズを調整可能とする「X2エルゴグリップ」を採用。パーツを脱着することで、グリップの上部部分を扁平方向に半サイズ太くすることで、グリップをより確実なものとし、スイングパワーを余すところなくボールに伝え、正確にコントロールできるようなカスタマイズを可能とした。また、太くする範囲もショートパーツとロングパーツの使い分けで選択可能で、プレーヤーの好みに応じて太くする位置も変更できる。両手打ちバックハンドのグリップは、利き手の反対側での「押し」がパワーや正確性のカギ。より握りやすい手の平感覚が両手打ちバックハンド・プレーヤーを強力なサポートする。
ショートパーツ、ロングパーツを選び、また取り付け位置をカスタマイズすることで、自身にあった"形"を見つけてください。
ウイルソン最強シリーズの「BURN FST」は、95平方インチの「BURN FST 95」、99平方インチの「BURN FST 99」、99に「スピ ンエフェク ト・テクノロジー」を採用した「BURN FST 99S」の3機種展開。
|
|
|