広いスウィートエリアとパワーの100Team、スピードとパワーバランスの95J、重さをパワーに変える95。、重さをパワーに変える95。 ハンマーバランス+22mmフラットビームが実現する、日本人が世界で勝つためのモデル。

広いスウィートエリアとパワーの100Team、スピードとパワーバランスの95J、重さをパワーに変える95。 ハンマーバランス+22mmフラットビームが実現する、日本人が世界で勝つためのモデル。
広いスウィートエリアとパワーの100、スピードとパワーバランスの95J、重さをパワーに変える95。 ハンマーバランス+22mmフラットビームが実現する、日本人が世界で勝つためのモデル。

BURNシリーズの中でも22mmフラットビームのシリーズは、日本人プレーヤーのために特化したモデル群。成長期の錦織 圭を支えたいわゆる「錦織スペック」の95J、フィジカルが強くなり、世界のトップ選手として活躍するようになった「新錦織スペック」が95、そして、それらの良さをそのままに面の大きさを力にしているのが100Teamというラインナップになっている。通常の考え方であれば、パワーの少ない段階では100Team、ある程度力と技術がついてきたら95Jで試合の勝ち方を身につけ、さらに精度を求めて95に移行するという上下関係のあるラインナップにも見えるし、そういう考え方も間違いではない。実際、錦織が強くなる過程をシミュレーションするのであれば、ローティーンの頃には100Teamか95Jでパワー不足を補いながらテニスを学び、身体が十分に成長し、パワーも技術もついてきて、もう一段階上の精度と威力を求めるようになっての95の採用というのも十分にありえる選択肢で、それをウイルソンは「錦織 圭を作ったレシピ」と呼んでいたりもする。

BURNだが実際には、100Teamは伊藤竜馬が愛用しているモデルを少し軽量にしたモデル。 95Jも、18歳の錦織がデルレイビーチ国際でATPツアーで初優 勝を果たした頃の スペックと同じものであり、決してプロで通用しないモデルではない。
つまり、3本ともそれぞれに独立して1つの戦力と個性を持ったモデルと言えるのだ。
テニスを学んでいく上で、あるいは試合で勝とうという意識を強く持ったときに、どのラケットを選ぶか、というのは大きな意味を持つ。錦織は10歳の頃にはすでにハンマーバランス+95平方インチ+289gのウェイトというラケットを手にしていて、同い年の子どもたちと比べても小柄と言える体格ながら、強いボールで勝負していくテニスを身につけていた。彼がもし、別のモデルを選んでいたら、もっとスピンに特化したテニスになっていたかもしれないし、あるいはタイミングを早めてフラットのボールで勝負していくような従来型の日本男子になっていたかもしれない。

だが、彼が手にしていたモデルは、軽量で振り抜きがよく、ハンマーバランスで相手の強打にも打ち負けないラケットだった、というのが、今の彼のスタイルのベースを構築した。高い軌道で飛んでライン際で落ち、バウンド後はコートの外にキックしていくのが今の男子のトップ選手たちが当たり前に使うストロークだが、従来型のフラット主体のテニスではこの種のボールは作れない。錦織のボールは普通に打っているだけで相手をコートの外に数歩押し出すことができるが、フラット系のボールだと球速自体は速くても相手を動かす幅が出しにくく、また、軌道が低くなる分だけ打つ側のミスのリスクも高くなる。1回のショットでの差は大きなものではないが、これを何百回と繰り返すのがテニスの試合だ。数%のエラーの差が、最終的には勝敗に直結し、動かされる数歩の差が試合トータル、あるいは大会トータルで見れば大きな距離の差になり、その分だけ相手の体力を削って自分を有利に置くことができるようになる。相手にリスクを押し付けて、かつ攻撃をし続けられるかどうかというのが、強い選手と弱い選手の違いであり、トップ選手というのはそれを当たり前にやっているからトップなのだという部分にも注目する必要があるだろう。
そういうテニスを可能にするラケット。それも日本人プレーヤーの条件でそれができるようなラケット。それがこのBURNフラットビーム・シリーズなのだ。

BURN 100
100Teamは面が大きい分だけスイートスポットが広く、面の大きさに由来するパワーとスピン性能が高いチューニング。まだ成長過程で非力な選手がパワー不足を補うために使うのもいいし、逆にベースラインの外側に位置していても、力強いボールでウイナーを狙いたいという大柄なパワーヒッターが、その力を最大限に利用するために選択するというのもまた正しい強さを持ったモデルに仕上がっている。

BURN 95J
95Jは軽量のハンマーバランスモデルの王道で、自分から打っていくテニスを基本としつつ、操作性と振り抜き、打ち負けないという良さを生かして徹底的に攻めるプレーに向いている。機動力とポジショニングを生かした攻撃テニスを構築したいというプレーヤーのためのセッティングだ。

BURN 9595は今の錦織が世界トップと互角にプレーするのではなく、あくまでも彼らを倒すために極められた、現時点での「錦織スペック」。相手のボールに打ち負けないだけでなく、自分が作る強烈なインパクトにもラケットが負けることなくすべてのエネルギーをボールに伝え、それを精度高くコントロールできる味付けになっている。ラケットのウェイトを武器にできる技術とパワーを持った選手の期待に応えるスペックになっているのだ。

自分の何を武器にしたいか?
相手を倒すためには自分の何を生かせばいいか?
「3本のトップモデル」からどれを選ぶかは、その答え次第だ。



BURNシリーズラインナップ
BURN 100 Team BURN 95J BURN 95
  • BURN 100 Team
    品番: WRT725810+
    価格: ¥28,000(税抜)
  • フェイス面: 100平方インチ
    平均バランスポイント: 33.0cm
    平均ウェイト: 267g
    ストリングパターン: 16×20
    フレーム厚: 22mm
    レングス: 27.00インチ
    グリップ: 1,2
  • BURN 95J
    品番: WRT730610+
    価格: ¥34,000(税抜)
  • フェイス面: 95平方インチ
    平均バランスポイント: 34.0cm
    平均ウェイト: 289g
    ストリングパターン: 16×20
    フレーム厚: 22mm
    レングス: 27.25インチ
    グリップ: 2,3
  • BURN 95
    品番: WRT727120+
    価格: ¥39,000(税抜)
  • フェイス面: 95平方インチ
    平均バランスポイント: 32.5cm
    平均ウェイト: 309g
    ストリングパターン: 16×20
    フレーム厚: 22mm
    レングス: 27.25インチ
    グリップ: 2,3