COMFORT+Power Category最新ラケット :: ONE / FIVE / FIVE.TWO

 
最新ラケット ONE / FIVE / FIVE.TWO
COMFORT+POWER Category
大きなパワーをクリアな打球感で楽しめる『ONE』
ONE

フェース面のセンター付近にストリング可動域76度の『AGTグロメット』を配置し、その上下にはストリング可動域26度の『ダブルホール』を採用した『ONE』は、広いスイートスポットとボールを楽に飛ばせるパワーが最大の特徴だ。さらに面安定性を35%高める『リニアジオメトリー機能』により、スイートスポットを外して打ってもボールが大きくそれていくことはない。パワーの中にもコントロール性を持っているため、力のない年配の方でも楽しくプレーすることができるラケットだ。

ONEの名を冠するラケットは、ウイルソンでは最もパワーのあるラケットというシンボルで、これまでの『CIRRUS ONE』もパワーが魅力のラケットだった。それが、今回新発売された『ONE』ではグリップ部に打球感の良さを高める『アンプリ・フィール・テクノロジー』を追加搭載。これにより厚ラケにありがちな曖昧な打球感がクリアなフィーリングとしてプレーヤーに伝わることに。ボールを打つというテニスの醍醐味をさらに楽しめるラケットになっている。

  • ONE
  • 価格 ¥42,000円(本体40,000円)
  • フェース面積/118平方インチ 平均フレーム重量/平均262g
    バランスポイント/平均36.2cm フレーム厚/26.0・28.0・24.0mm
    フレーム長/27.5インチ グリップサイズ/G1・G2 ストリングパターン/16×19
    素材/バサルトファイバー+カロファイト・ブラック+グラファイト
    機能/リニアジオメトリー、A・G・T 、ダブルホール、アンプリ・フィール・テクノロジー

テニクラ編集部 徹底試打!! コメント <ONE>

チーフ高 チーフ高
頼もしいパワーを持ったラケット。スイングするとボールがフェース面に乗ってスピンがかかり、ブロックすると適度なホールド感のあとボールが相手コートまで楽に飛んで行ってくれる。どちらにしてもコントロールできるパワーなので、ずっとプレーを続けたくなる。オフショットでもイヤな振動が来ないのも、テニスを長く楽しむために大切な機能だと思う。


ムラサン ムラサン
ラケット面の真ん中でボールを捕らえると、非常にクリアな打球感と心地よいボールの飛びを味わえた。オフショットのときでも楽にボールは相手コートに返ってくれるので、ラリーを続けるのが楽しくなる。一方、ショットの緊張感が高まるボレーでは、フェース面の大きさも助けとなって楽に返球することができた。ダブルスで威力を発揮しそう。


ゆうこリン ゆうこリン
第一印象は、ほとんど腕に衝撃や振動がこないこと。また、スイートスポットを外したと思った場面でも当たり損ねのボールにならず、常に面の中心で当たった感覚で気持よく打てるのも特徴です。特にボレーでそれを感じることができ、非常に打ちやすかった。面の操作もしやすいので、体に負荷をかけずにテニスを楽しみたい人に最適な1本だと思う。

テクノロジー

テクノロジー

新機能!「アンプリ・フィール・テクノロジー」 ONEとFIVE に搭載された打球感の良さを高める
『アンプリ・フィール・テクノロジー』
これまでラケットに新素材をもたらしてきたウイルソンは、現在、極上のフィーリングをもたらしてくれるバサルト・ファイバーをフレームに使用している。
バサルト・ファイバーには
① 衝撃・振動をスムーズにする
② 遮音性が高い
③ 軽量で剛性が高い
という特徴があるのだが、今回は、そのバサルト・ファイバーをONEとFIVEのグリップ部にも装着。これによりBetterFEELをよりAmplify(増幅)させたラケットとなっている。



ダブルスプレーヤーにピッタリ! 飛び&弾きの『FIVE』、球持ち&柔らかい打球感の『FIVE.TWO』

『FIVE』と『FIVE.TWO』は、これまでウイルソンで大人気を博してきたFIVEシリーズの最新モデルだ。どちらもダブルスを中心にテニスを楽しんでいるプレーヤーを意識して設計されており、『FIVE』はグローバルモデル、『FIVE.TWO』が日本モデルとなっている。
当初ウイルソンではグローバルモデルの『FIVE』のみを展開する予定だったが、日本モデルの『FIVE.TWO』が追加されたのには日本人好みの打球感を実現するため。どちらにも搭載されているトライアドの衝撃吸収率が『FIVE』が27%なのに対し、『FIVE.TWO』は35%に設定されているのだ。これはトライアドの衝撃吸収率を25%、30%、35%、40%にして4モデルでブラインドテストをしたところ、日本人(特に女性)に一番指示されたのが35%だったため。実はこの35%というのは、かつて高評価を得た『TRIAD 5』と同じセッティング。当時のフィーリングを現在の最新機能でリメイクしたのが『FIVE.TWO』ということができる。また、『FIVE』のフェース面積が103平方インチなのに対し『FIVE.TWO』は108平方インチと少し大きくなっていること、『FIVE』にはアンプリ・フィール・テクノロジーが入っているが『FIVE.TWO』にはないことも微妙な違いだ(『FIVE.TWO』はトライアドで35%振動吸収するため、アンプリ・フィール・テクノロジーを搭載すると打球感が薄くなってしまう)。
こうした違いにより、『FIVE』は[飛びの良さ、弾き感の良さ、良い振り抜き]という特徴になり、『FIVE.TWO』は[球持ちの良さ、柔らかい打球感]という特徴を持つラケットとなった。どちらが自分に合っているかは試打をするとより明確になり、この2モデルが日本人プレーヤーの好みをしっかりカバーしてくれると断言できるほどの仕上がりだ。またダブルスプレーヤーだけに限定するにはもったいない性能のラケットなので、ラケットにパワーや衝撃吸収、タッチ感、コントロールなどのサポートを求めるシングルプレーヤーにも是非トライしてほしい。



FIVE
    FIVE
  • FIVE
  • 価格 ¥36,750円(本体35,000円)
  • フェース面積/103平方インチ 平均フレーム重量/平均264g
    バランスポイント/平均35.7cm フレーム厚/25.5mm
    フレーム長/27.25インチ グリップサイズ/G1・G2
    ストリングパターン/16×20
    素材/バサルトファイバー+カロファイト・ブラック+グラファイト
    機能/トライアド、リニアジオメトリー、A・G・T 、ダブルホール、アンプリ・フィール・テクノロジー


テニクラ編集部 徹底試打!! コメント <FIVE>

チーフ高 チーフ高
扱いやすいパワーを持っているため、フラット系で当ててスイングしていくと伸びたボールをコントロールよく打てる。また振り抜きがいいのでスピンも楽にかけることができ、ネットに出てきた相手の足もとに沈めるなどの小技に応えてくれる。イヤな振動を除いたインパクト情報がクリアに伝わってくるため、フェース面の操作もしやすいと感じた。


ムラサン ムラサン
打球感は一枚真綿でくるんだような柔らかさがあり、自然で優しい心地よさが味わえた。スイングもしやすく、ショットを打つ楽しさが感じられるラケットだ。機能性が目立ちすぎることなく、あくまでも自然な打球フィーリングが楽しめる。


ゆうこリン ゆうこリン
振動の少ない柔らかな打球感でパワーサポートがあり、それでいてボールをコントロールしやすいのには驚きました。パワーを出せるラケットはコントロールしづらいという印象があったが、このモデルなら自在にコースの打ち分けが可能で、しっかりストロークを打って展開していきたい人におススメのラケット。




FIVE.TWO
    FIVE.TWO
  • FIVE.TWO
  • 価格 ¥33,600円(本体32,000円)
  • フェース面積/108平方インチ 平均フレーム重量/平均264g
    バランスポイント/平均35.7cm フレーム厚/25.5mm
    フレーム長/27.25インチ グリップサイズ/G1・G2
    ストリングパターン/16×20
    素材/バサルトファイバー+カロファイト・ブラック+グラファイト
    機能/トライアド、リニアジオメトリー、A・G・T 、ダブルホール


テニクラ編集部 徹底試打!! コメント <FIVE.TWO>

チーフ高 チーフ高
フラットで打つのもよし、スピンやスライスをかけるのもよしと、細かいタッチ感覚を生かせるラケット。絶妙のホールド感とパワーサポートのおかけで、低いボールを持ち上げたり高いボールを押さえ込んだりと、難しいボールに対応しやすい。ボレーでの操作性もよく、ボールの長短、左右のコントロールも調整しやすいので、ダブルス志向のプレーヤーは手放せなくなるのでは。


ムラサン ムラサン
いい意味でオーソドックスな安心感のあるラケット。芯で捕らえたときの打球感の"抜け"のよさが印象的で、高い確率でラケット面の真ん中でボールを捕らえることができる人が使うと、本当のよさが味わえるだろう。ストロークとボレーで打球感のズレを感じることもなく、いろいろなショットを織り交ぜてプレーを楽しみたい人に向いていると思う。


ゆうこリン ゆうこリン
ボールを打っている感覚が適度に味わえる、好みの打球感のラケットだった。ハードヒットしていけば十分攻撃的なショットになり、ボールに回転もかけやすく、低いボールの処理やボレーもしやすい。ダブルスの試合にどんどん出ているオールラウンドプレーヤーだけでなく、上達したい初級者も扱えるモデルだと思う。