最近、錦織 圭の活躍で、新たにテニスを始めるジュニアやキッズが増えてきた。その際、お父さん、お母さんがまず疑問に思うのが「自分の子供には、どんなラケットがいいのか?」ということ。
現在、大人が使うラケットは250gを切る超軽量モデルもあるので、小学校5年生ぐらいでも十分スイングすることができるが、フレーム長が27~27.5インチのため普通に持っていると長すぎて引きずってしまうことになる。
結論から言うと、第1にラケットはお子さんの身長によって選んで欲しい。ラケットはグリップを握って持って「気をつけの姿勢」時に、ラケットの先端が地面に付かないことが使用に適した目安。身長が100~120cmであれば21インチ、身長が120~137cmであれば23インチ、身長が 137~150cmなら25~26インチのラケットがおおよその目安になる。「すぐに大きくなるから・・・」とついつい大きめのラケットを選んでしまうことがあるが、長すぎると本来の体の動きが身につきづらいので、プレーレベル向上に大きな妨げとなってしまうのだ。
次に重要視すべきは、「ボールを飛ばせる」こと。たとえ長さが適していても、お子さんの体格や力によっては、ボールを飛ばすこと自体が難しいことになってしまうのだ。そうなると「テニスが面白くない」となってやめてしまう恐れが出てくる。そこでウイルソンのラインナップには、同じ長さでも、力のあるお子さ ま向けの「操作性重視」タイプや、力のないお子さま向けの「パワー重視」タイプが揃えられている。
また、ラケットに合ったボールやネットを使うことも同じように重要だ。これは、ラケットが扱いやすくても、それで重いボール(通常のボール)を打ったり、 大人と同じコートサイズでプレーしていては、『無理に飛ばす』という意識が大きくなってしまうため。
詳しくは下記カタログを参照してもらいたいが、ウイルソンから発売されているジュニア用ラケットは、大きく3つのカテゴリーに分類することができる。1つ目は25~26インチのモデル。こちらはバサルト・ファイバー+グラファイトを素材にした『グラファイト・ラケット』とカテゴライズされたもので4モデル。操作性重視のもの、パワー重視のもの、パワー&操作性の両方を兼ね備えたものと細かく好みを選ぶことができる。コスメに関しても、フェデラーのPRO STAFF、錦織 圭のSTeam、アザレンカのJUICEを模したものがあるので、好きな選手と同じコスメのものを選んでもいいだろう。
そして2つ目が、素材がグラファイト+アルミ・コンポジットの『アルミ・コンポジット・グラファイト・ラケット』と分類された2モデル。こちらはトップライトとハンマーバランスの2機種で、比較的低価格なので、初心者ジュニアには最適だろう。
最後の3つ目が、アルミニウムを使った『アルミ・コンポジット・ラケット』。17インチ、19インチ、21インチ、23インチの4モデルがあり、スポンジボールやスターター・イージー・ボール(通常のボールより直径が1cm大きく、約17グラム軽く、75%減速するボール)を打つためのラケットで、庭やガレージで球遊び感覚でテニスを始める時に、うってつけだ。
また、これらジュニア&キッズ用ラケットは、グリップにもこだわっているのがウイルソン。クッション性の高いグリップを使い、握りやすく楽しくプレーできるよう心配りがされている。値段も非常にお手頃なので、お子さんから「テニスをしてみたい」というリクエストには、ウイルソンのジュニアラケットがオススメです!
トップライト26inch モデル。 操作性重視。 |
ダブル・ホール搭載、 イーブンバランス26inchモデル。 パワー&操作性。 |
ダブル・ホール搭載、 イーブンバランス25inchモデル。 パワー&操作性。 |
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ダブル・ホール搭載、 ハンマーバランス25inchモデル。 パワー重視。 |
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トップライト25inch モデル。 初心者向け。 |
ハンマーバランス25inch モデル。 初心者女子に最適。 |
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