テニス・シューズ界の黒船 ウイルソンが再び衝撃のモデルを発表! 「超・絶対的安定感」をもたらす究極の一足 『アンプリフィール』


KAOS「岡目八目」とは"第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できる"という意味だ。どの業界にも、そういったことは存在する。2013年、テニス・シューズ界にも、それが起きた。ウイルソン・フットウエアが、アウトドアフットウェアNo.1ブランド「サロモン」と共同開発をして、テニス・シューズを送り出してきたのだ。それこそが、サロモンが持つシューズ作りのノウハウとウイルソンが知り尽くすテニスの動き、それを落とし込んだ初代モデル、「ラッシュ・プロ」である。KAOSどこが「岡目八目」なのか、それはウイルソンが"前足部のサポート性能"に着目した点である。あらゆる動きが求められるテニスだが、瞬時の動きをする際は基本的に前足部を使う。その前足部にフォーカスを当てたモデルは、当時市場に皆無だったのだ。

初代モデルの発売後、約3年が経過。<スタビリティー〔安定性〕>重視のラッシュ・プロ 2.0、<モビリティー〔機動性〕>重視のラッシュ・プロSL 2.0、ケイオス、ラッシュ・グライド、とラインナップが増えてきている。それは、イコールでプレーヤーに受け入れられているということ。 "前足部のサポート性能"の良さを消費者が理解しているということだ。

KAOSそして2017年、ウイルソンがまたもや革新的なテニス・シューズをリリースする。それこそが【アンプリフィール】である。コンセプトは「超・絶対的安定感」、そのために開発されたテクノロジーが「アンプリフィール・ベルト」だ。足首部分に見えるベルト、その始点はソールの中の拇指球(親指の付け根)部分にある。そこから小指球(小指の付け根)、外くるぶし、かかとの上、内くるぶしを通って足首に巻き付いた形状となっている。このベルトは言うなれば、人の足の骨、筋肉をより補強しようというもの。アンプリフィール・ベルトを適度に締めることにより、足のサポート性は格段にアップする。

テニスの動きの中で、「アンプリフィール」による特筆すべき特徴が2つある。一つが、"足がコートに着いたあとのスネの稼働速度が50%緩くなる"ということ。もう一つが"約15%ダッシュの加速性能が上がる"ということ(共にラッシュ・プロとの比較)。

前者は、テニスで多いケガ、内反ねんざ(足の裏が内側を向き足首外側の靭帯を痛めるケガ)の発生を抑制してくれる。内反ねんざの原因は、横方向への慣性を、足で支えきれなくなってしまうことにある。しかし、アンプリフィールなら内反がしづらいのだ。
KAOS

後者は、アンプリフィール・ベルトにより足の回外(足を小指側にひねる動き)を制御されるため。そのことにより、地面を蹴りやすくなる(つま先立ちの際の動き、底屈をしやすくなるため)わけだ。
More Quickness
『超・絶対的安定感』と謳えるのは、「アンプリフィール」により、足とシューズが一体となってサポートしてくれるからだ。これぞ"究極の一足"。またも、ウイルソン・フットウエアがテニス・シューズ界に、衝撃をもたらすことになりそうだ。

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