テニスの実戦で求められる前足部のフィット性と回頭性を突き詰め、トッププロたちの武器として注目されているのがウイルソンの「RUSH PRO」シリーズ。そして、この10月に新たに投入されるのが「RUSH PRO GLIDE」だが、このモデルは世界初、さらにテニスの常識を一変するコンセプトで開発された画期的なフットウエアだ。

スピード化を続けるテニス界。ラケットやストリングの進化がもたらしたスピードアップはフットワークにも大きな影響を与えており、かつてはクレーコート独自の技術と言われたスライディングフットワークが、今では、ハードコートでも繰り出しながらのラリーがトッププロでは常識となりつつある。
だが、これは鍛え上げたトッププロの肉体だからできる技術で、彼らであっても故障のリスクと隣り合わせの危険な技でもある。

そんな技術を一般プレーヤーでも可能にする、というのがこの「RUSH PRO GLIDE」のコンセプト。発売前のテストでは約30％のスピードアップ、距離にしてラケット1本分の長さを超える80cmの移動距離の減少が確認されたという。

間もなくその全貌が明らかになるが、テニスシューズのみならず、テニスの常識そのものを文字通り覆しかねない潜在能力を秘めたモデルが「RUSH PRO GLIDE」なのだ。