ブレないから疲れない!! そのキャッチフレーズと共に、発売となったばかりの「RUSH PRO SL 2.0」は、ウイルソン・フットウエアのアイデンティティである「3D-F.S.(3Dフォアフットサポート)」に加えて、「3D-R.S.(3Dリアフットサポート)」を搭載した高性能モデル。超軽量(27.0cmモデルで315g)という点も見逃せない一足である。
テニスに存在するあらゆるシーンで最高のサポート力を約束する自慢のモデルをいち早く着用したモニターたちからの<本音インプレッション>、今回は、その集計結果をご紹介していこう。
上記でも紹介している「3D-F.S.」は、360°方向に急激な動きをする際に重要な前足部をサポートするもの。そこに今回加えられたのが、主に低速時の走りの際に使われる後足部に安定感をあたえるための「3D-R.S.」。こちらは、有害なかかとのブレを防ぎ、人間本来の衝撃吸収性を促すスリムヒール。タン全体がインナースリーブとなっていて、甲全体をホールドするENDOFIT(SALOMONを代表するテクノロジーの一つ)などと相まって、高いパフォーマンスを使用者に提供してくれる。注目したいのが、ヒールドロップが、高低差9mm(前足部=9mm、後足部=18mm)とウイルソン・フットウエアの中では高め(一般的モデルと比較すると低め)なため、前後への体重移動がし易く、ネットダッシュの際に大きな推進力を生む効果があるのだ。
ウイルソンが、クラブプレーヤーのために作ったテニスシューズの決定版。モニターの皆さんは、このモデルをまとい、どんな驚き、感想を持ったのだろうか?!