錦織 圭、伊藤竜馬、内山靖崇といった日本期待の男子が愛用するSTeamファミリーだが、海外の選手に比べると小柄な日本人女子選手も、パワーを出しやすいハンマーバランスのSTeamファミリーを今年から使用している。そこで今回は、「今年の目標はグランドスラムの予選に出られるようにランキングを上げること」と言う、美濃越 舞、高畑寿弥、宮﨑優実に、STeamファミリーを選んだ理由を聞いてみた。ちなみに、3名とも使用するのはジャパンモデルのSTeam 95。このことからも、やはり日本人プレーヤーのことを考えて作られたラケットは、男女を問わず扱いやすいパワーを持っていることを証明していると言えるだろう。
3人のコメントの詳細については、下記のインタビューを見てほしいのだが、注目してほしいのは3選手が皆「バウンド後にボールが伸びる」とコメントしていること。美濃越と宮﨑は自分のことを「スピンをかけていくタイプ」と言い、高畑は「スピンではなく、まっすぐしっかりボールを飛ばすタイプ」と自己分析しているが、打ちたいボールに違いがあっても「バウンド後にボールが伸びる」と同じ感想を述べていることからは、STeam 95が色々なスタイルのプレーヤーのショットの威力を上げてくれることが分かる。さらに、美濃越と高畑が「相手がSTeamを持っているとイヤですね」とコメントしていることも見逃せない。繰り返しになるが、それはラケットの性能と95平方インチというフェース面の相性が『日本人にとっては非常にいい』ということでもある。男女ともにショットのクオリティを上げたいと思っている人には、是非STeam 95を一度使ってもらいたい。
「私は、スピンボールを生かしてプレーするので、スピンがかかりやすいラケットにこだわりを持っています。STeam 95は、スピンを打った時に、バウンドしてから加速して勢いのあるボールが打てているように感じます。また、STeam 95を使っている選手と対戦すると、相手からのボールの伸びがすごくあって、すごく押される感じがします。そういう点でも、頼りがいのあるラケットです」
「私は、スピンをかけるタイプではなく、まっすぐボールがしっかり飛んでくれるのが大きな武器なので、そこにはすごくこだわっています。
ただ飛ぶだけのラケットは他にもあるのですが、その中でもバウンドしてからの伸びがこのSTeam 95は全然違います。打ってすぐに、バウンドしてから伸びているのがわかった。相手がこのラケットを使っているとイヤですね」
「昔はこだわりをあまり持っていなかったのですが、ウイルソンに変えてボールの飛び、ラケットの振りにこだわるようになりました。STeam 95はボールの初速よりも、ボールがコートにバウンドしてからの勢いがあるなと思います。また、スピン量も増えているので、スピンを使って相手をコートの外に追い出していくプレーがしやすくなると思います」
各選手使用ラケット