錦織が愛用していること(最近バグダティスも使用を開始し、今後さらにプロの使用が増える見込み)、またテンション維持率が高いことなどが受け入れられ、高校生、大学生の男子プレーヤー中心にユーザーが増えている『4G』。「ポリは、すぐにテンションロスしてしまう」というデメリットを解消したため、ポリ本来の“耐久性の高さ”、“パワー”が一般プレーヤーも享受できるようになった画期的な第4世代のストリングだ。事実、専門店の売り上げでは4Gの125と130が1位、2位になるなど、“テンション維持率が良いポリ”を象徴するストリングとして認知されている。(ウイルソン調べ)
しかし、打球感については競合する他社のテンション維持率がいいポリに比べると柔らかいものの、ポリでもソフト感のある『M2プラス』『アドレナリン』や『サベージ』よりは少し硬く、それが週に1〜2回しかプレーしないエンジョイ系の社会人や、まだ体ができていない中学生にとってはハードルとなっていた。以下がその4Gに対する代表的なフィードバックだ。
そこで、ウイルソンが開発したのが4Gをより“ソフトフィーリング”にした商品だ。アルパワーとアルパワー・ラフの関係と同じく、ストリングの表面に凸凹を加えることで柔らかい打球感を実現したのだ。この原理は“でこぼこのクッション”をイメージすると分かりやすい。凸の部分にボールが当たると、凹の部分までストリングが沈み込むため、しなやかさが生まれるのだ。その結果、表面がスムースなものよりも打球時のホールド感とソフト感がアップ。柔らかい打球感を好むプレーヤー向けの4Gとしてラインナップに加わることになった。
これで、4G 125、4G 130、4G ラフと3モデルとなった4Gシリーズ。125と130を「ラフ」との対比で「スムース」と呼ぶと、両者の違いは打球感の柔らかさと特徴づけることができる。
すなわち、
スムース = しっかりした打球感で弾き出すフィーリングが強い
ラフ = 柔らかな打球感でホールド性が高い
という違いだ。それぞれに良さがあるので、自分のプレースタイルや打球感の好みによってチョイスしてほしい。
LUXILON 4G ROUGH 125 [11月下旬発売予定]
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- 4G ROUGH 125
- 価格 単張: 2,730円(本体価格 2,600円)、リール: オープン価格
- ゲージ/1.25mm 長さ/単張り=12.2m、リール=200m
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LUXILON 4G 125/130
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- 4G 125
- 価格 2,625円(本体価格 2,500円)
- ゲージ/1.25mm 長さ/12.2m
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- 4G 130
- 価格 2,625円(本体価格 2,500円)
- ゲージ/1.30mm 長さ/12.2m
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- 4G 125 REEL
- 価格 34,650円(本体価格33,000円)
- ゲージ/1.25mm 長さ/200m
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- 4G 130 REEL
- 価格 34,650円(本体価格 33,000円)
- ゲージ/1.30mm 長さ/200m
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