LUXILON :: TIMO

LUXILON :: ORIGINAL
柔らかく包み込むフィーリングだから 変幻自在のショットを打ち分けられる!

ブライアン兄弟&M.フィッシュ愛用ストリング<TIMO>現在、プロの世界だけでなく一般プレーヤーにも人気となってきたポリエステル・ストリング。この大きな流れの最初の一滴となったのが、クエルテンが使い始めたルキシロンの『オリジナル』。それまでほぼ無名だったクエルテンが彗星のごとく現れ、97年のフレンチオープンで優勝したことでポリエステル・ストリングが注目され始めたのだ。
その後、ルキシロンからは『アル・パワー』といったパワーとスピードに優れたモデルが発売されたが、現在でも『オリジナル』を愛用している選手は非常に多い。D.フェレール、J.C.フェレーロ、N.アルマグロ、F.ロペス、V.トロイツキ。セルビアのトロイツキを除いた全員がスペインの選手だ。

これには2つの理由がある。
ブライアン兄弟&M.フィッシュ愛用ストリング<TIMO>まず一つ目は、フェレーロが愛用していたこと。現在31歳のフェレーロはスペイン勢としてはベテランとなってしまったが、03年に『オリジナル』を使ってフレンチオープンで優勝したころのフェレーロは、スペインの後輩にとっては目標とすべきプレーヤー。それに続けとばかりに、フェレール、アルマグロ、ロペスなどのスペイン選手が『オリジナル』を使い始めたのだ。
そして二つ目が、打球感が≪柔らかく包み込むフィーリング≫という『オリジナル』の特性。柔らかくつかんでから弾き返す打球感のため、トップスピンやアングルショット、ドロップショットなど様々な種類のショットを打ち分けやすいのだ。さらに、ゲージが1.30mmと太めのため切れにくい。クレーコートではパワーショット一発でエースを奪うのが難しく、ポイントを取るにはあらゆるショットを駆使してボールを散らし戦術的に攻めていかなければならない。そうした意味で『オリジナル』が持つ特徴は、クレーコートでの戦いにピッタリとマッチしているのだ。また『オリジナル』を使用する選手からは、「ストリングの目がズレにくい」という声が上がってくる。前述のようにクレーコートでは10球程度のラリーが続いた後ポイントが決まるというパターンが多いのだが、目がズレやすいと1球目と10球目では打球感やスピンのかかり具合が変わってきてしまう。ストリングの目がズレにくいということは、それだけ連続して安定したショットを打てることになるので、そういう点も『オリジナル』が長く選手に愛用されている理由となっているのだ。


このオリジナルの特性は、砂入り人工芝コートでプレーする学生のプレーにピタリと当てはまると言っていいだろう。砂入り人工芝ではクレー同様ラリーが長くなる傾向にあるため、耐久性が求められる。また、単にラリーを続けているだけではポイント獲得のチャンスを見出せないため、色々なショットを打てるようになったほうが強い。柔らかく包み込むフィーリング、そして1.30mmで耐久性が高いという『オリジナル』の特徴は、砂入り人工芝でのテニスの幅を広げてくれるアイテムになるのだ。