ウイルソンがテニスラケットやストリング、野球のシューズなどを開発し、スポーツ用品ブランドとしてスタートしたのが1914年。それから数えて今年は生誕100周年の記念すべき年ということもあり、テニス界No.1ブランドのウイルソンからはプレミアム感漂う記念ギアがリリースされている。
その第1弾となったのが、5月に発売開始されたPRO STAFF 95とJUICE 100Sの100周年記念モデル(ラケット、バッグ、ストリング、グリップテープ、ダンプナーのセット)。他に3種類のバッグとボールの100周年記念モデルが発売され、6月にはシューズRUSH PROの100周年記念モデルがリリース。他ブランドだけでなく、これまでのウイルソンとも一線を画したシックなデザインのため、ウイルソン愛好家だけでなく、「人とは違うものがほしい」という方から大好評を得た。
それを受けて第2弾として10月上旬に発売されるのが、錦織 圭が愛用するSTeam 95と、フェイス面が5平方インチ大きいSTeam 100の100周年記念モデルだ。現行のSTeamシリーズはホワイト×レッド×ブラックのカラーリングだが、今回の限定モデル(各1000本)はブラック×オレンジ・ゴールドと強さを秘めた色合い。オレンジ・ゴールドは、錦織がSTeamの前に使っていたTOURシリーズで用いられていたカラー。錦織は、4月末のバルセロナ大会で優勝し、続くマスターズ1000マドリード大会準優勝した後に自己最高となるATPランキング9位をマークしているが、今回の数量限定の100周年記念ギアにSTeamが選ばれたのは錦織に対するリスペクトの意味も込められてのことなのだ(ウエイト、フレーム厚などのスペックは現行モデルとまったく同じ)。
また、同時にラケット15本収納可能のラケットバッグ、TOUR 15PK BAGも300個限定で発売される。こちらもラケットと同じくブラック×オレンジ・ゴールドのカラーリング(日本限定)。製作に当たっては錦織の意見を取り入れ、“スピード”や“パワー”をイメージした少し角のあるシャープな形を採用。限定バージョンのSTeamの購入を考えている方は、この限定バッグと組み合わせると、より高いプレミア感を演出できるはずだ。
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