テレビでテニスの試合を見ていると、9ゲーム(第1セットのみ7ゲーム)のボールチェンジ毎にラケットを取り替えている選手が多いことに気づくが、あれは、『ストリングを新しいものにする』ため。というのも、すごいパワーでボールを打ち続けると、テンションが落ちるだけでなく、ストリング本来の性能も若干ではあるが劣化するから。それだけ選手はストリングに対してシビアということなのだが、だからこそ『どのストリングを使うか』というポイントも細かく気を使っている。
そこで、トップ100選手がどのメーカーのストリングを使っているのかを調べてみると、男子では71人、女子では51人がルキシロンを使っていることが判明。色々な事情によりルキシロン契約選手以外の選手名を出すことはできないが、男子トップ100のうちルキシロン契約選手はフェデラー、錦織、ラオニッチ、ディミトロフを筆頭に31名。女子は、セリーナ・ウイリアムズ、ハレプ、クビトワ、アザレンカ、マカロワなど34名。ということは、男子は40選手、女子は17選手が契約していないのにルキシロンのストリングを使っている。しかも、契約外の選手は、トップ10プレーヤーだからといって、これもさまざま事情からルキシロンからもらうわけにもいかず、買ってでも使用しているという。
〜 男子、女子選手の使用ストリング(ルキシロン契約選手) 〜
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男子選手名 | 使用ストリング | 女子選手名 | 使用ストリング |
---|---|---|---|
R.フェデラー | アル・パワー・ラフ×ナチュラル | S.ウイリアムズ | 4G×ナチュラル |
錦織 圭 | 4G×ナチュラル | S.ハレプ | アル・パワー |
M.ラオニッチ | M2プロ | P.クビトワ | アル・パワー |
G.ディミトロフ | アル・パワー×ナチュラル | E.マカロワ | アル・パワー |
F.ロペス | アル・パワー×エース | A.ペトコビッチ | アル・パワー・ラフ×ナチュラル |
G.モンフィス | アル・パワー | L.サファロワ | ティモ |
R.バウティスタ・アグ | オリジナル | V.ウイリアムズ | 4G×ナチュラル |
E.グルビス | アル・パワー | M.キーズ | アル・パワー×NXT 16 |
D.ゴフィン | アル・パワー | F.ペンネッタ | アル・パワー×ナチュラル |
L.マイエル | ティモ | V.アザレンカ | アル・パワー |
現在、各メーカーからさまざまなポリ系ストリングが発売されているが、これだけの数の選手がルキシロンを選ぶということは、その素材と製造過程に秘密があり、他メーカーはマネができないから。特に、アル・パワーは当然ながら契約選手にも、契約外の選手にも人気で、男女ともに最も使用率が高いのがこのモデルだ。フォアの逆クロスをショート・アングルに打ち込むボールは、『ルキシロン・ショット』とも呼ばれており、これは元王者クエルテンが「ルキシロンだからこそ可能なショット」とコメントしたことが由来となっている。
そして、こうしたルキシロンが持つポリとしてのポテンシャルの高さは、一般プレーヤーにも違いが分かるもの。まだ試したことのない方だけでなく、これからどんどん強くなりたいという学生にも、是非トライしてほしいのがルキシロンなのだ。